レポート
引き続き、「東京都への政策提言」発表です。登壇者がともに議論、検討し、東京都に取り組んでほしい政策をまとめた提言が画面に映し出されました。女性経営者の活躍を周知するための仕組みづくり、女性経営者の経営状況や動向の分析と公開、企業経営におけるダイバーシティの発展を促進、女性経営者の課題について共有する仕組みづくり。それらを具現化するための政策が読み上げられ、小室淑恵氏から都知事に手渡されました。
最後は、「N E W CONFERENCE 東京宣言」への賛同を表すサインアップです。リーダーシップをもって行動する、1人ひとりの能力を最大限発揮できる環境づくりを推進するなど力強いコミットメントが書かれたパネルには、登壇者それぞれのサインが入っています。最後に都知事がサインをし、女性活躍のムーブメント創出への想いを1つにしました。
小池都知事からは、熱いメッセージが送られます。
「女性が、普通にその力を発揮して、普通に成功を収めて、普通にその後をフォロワーがついてくる。そのような東京にしていきたいと考えています。女性が輝けばみんなが輝く。そして未来が輝く。女性のパワーで、東京を、そして日本を元気にしてまいりましょう」
登壇者の笑顔あふれるなかで閉会となり、この後はオンラインでのネットワーキングへ。参加者同士で積極的に情報交換し、アイデアを分かち合う貴重なひとときとなりました。
女性経営者の活躍に向けて、東京都に以下のような政策を展開するよう提言します。
女性経営者の活躍を周知するための仕組みづくり
女性経営者の経営状況や動向の分析と公開
企業経営におけるダイバーシティの発展を促進
女性経営者の課題について共有する仕組みづくり
企業・団体の代表者・経営者層、個人事業主などから、募集の際ヒアリングした経営課題などのアンケートも踏まえて、女性経営者の置かれている状況や求める声を多角的に集計・分析しました。
年齢、業種、国籍、経営スタイルの異なる、さまざまな女性経営者が集い、自らの経験をもとに女性経営者が置かれている環境や課題、また都に求める改善方法について、多様な視点で議論を行いました。
ヒアリングや議論を踏まえて作成された提言をカンファレンスの中で東京都に提出いたします。女性経営者の活躍が促されるような風土・制度づくりの後押しをお願いしていきます。
開催日時 | 2020年11月16日(月)13:30-18:30 |
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会場 | オンライン開催 |
参加対象 | 企業・団体の代表者、経営者層、個人事業主など(男女不問) |